スタッフのひとり言

友引2019/3/12

友引 先日の事ですが、ご葬儀の打ち合わせをさせていただいている時に、ご遺族から"ある質問"が飛び出してきました。
 「葬儀の日が友引ですけど、火葬場は友引の日でもやっているのですか?」そう聞いてこられたので、「広島の火葬場は一月一日・二日と秋分の日以外は開いていますから大丈夫ですよ。」とお答えしました。
 すると今度は、「友引の日に葬儀をしていいものなのですか?お寺様はご了承してくださるでしょうか?」とおっしゃり、友引の日にご葬儀をされることを、とても気にしておられるご様子でした。


 少しお若い世代の方にはピンとこられないかもしれませんが、一昔前までは"友引の日には葬儀をするべきではない"という考えが一般的でした。
 その理由はご存知の方もおられると思いますが、"友引"という字が"友を引く"と書くため、誰かがあの世へ一緒に引っ張られていくかもしれないと考えられていたからでした。
 しかし、この"友引"という字ですが、実は本来は"共引"と書きます。
 その意味は、"共に引き合う"と書いて"引き分け"を意味する言葉です。
 だから友引の日に葬儀をするのは全くおかしいことではないですし、宗教上も全く問題ないのです。

 そしてこの"友引の日に葬儀をしてはいけない"という慣習を否定しておられるのが、浄土真宗のお寺様です。
 浄土真宗の教えに"即得往生(そくとくおうじょう)"という教えがありますが、それは「阿弥陀仏を信じて念仏を唱えれば、生が終わるとき直ちに極楽に往生できる」というもの。
 つまり人が亡くなれば、その瞬間に阿弥陀様のおられるお浄土に生まれ、その時には既に仏となって我々を導く働きをしてくださっているという事。
 つまり仏となった故人が誰かをあの世へ引きずっていくことなど、浄土真宗をはじめ仏教全般においてもあり得ないという事です。

 日々の生活の中でも、何気なくやっている行動や、ただ何となく周りに流されてやっていることなど、あまり深く考えず惰性で行動したり物事を決めたりしてしまう場面というのが、私たちにはたくさんあると思います。
 今一度立ち止まって自分の行動や決断を振り返り、「果たしてそれは、自分の意思で決めたことだろうか?」「単に周りに流されているだけだったり、周りに合わせて無難に済ませようとしているだけではないだろうか?」そうやって自分を振り返ることも、必要かもしれませんね。
 周りに惑わされず、「自分の人生は、自らの足で歩く」という意識を常に忘れずに生きていきたいですね。

合掌2018/9/12

合掌 仏式の葬儀や法事などで行われる「合掌」という作法。
 みなさんはこの合掌の意味を考えられたことはありますか?

 合掌という行為は、仏教発祥の地であるインドから日本へ伝えられたもの。
 インドでは、右手は清いもの、左手は不浄のものとされており、仏教においては右手は仏を表し、左手は私たち人間をはじめ全ての生物を表します。
 合掌ではその右手と左手を合わせ、仏と私たちが一体となり、成仏を願う気持ちを表現します。
 つまりこの合掌という行為は、仏様へ向けて行うものなのです。

 仏教だけに限らず、作法というものには、それぞれの動作に意味が込められています。
 形だけにとらわれるのではなく、その意味合いを心で受け止めながら行っていきたいものですね。

東日本大震災2018/3/14

東日本大震災 二月も終わり、そろそろ春の足音が聞こえてきましたね。
 寒い日はまだ続いていますが、寒さもピークを越え、日中はずいぶんと暖かさを感じるようになりました。

 ところでこの季節になると、私はあの震災を思い出します。
 …そう、2011年3月11日に発生した東日本大震災です。
 あの時の地震の揺れ、そして全てを飲み込む津波、広島に住んでいる私たちはテレビの映像でしか経験していませんが、あの光景がこの日本で起こっているとは、信じられませんでした。

 私たちの住むこの広島、そして長崎は、世界で唯一の原爆被災地。
 でも今を生きる私たちは当時の状況を、原爆資料館や白黒写真でしか知りません。
 しかし今は映像技術も進歩し、誰もがスマホ片手に目の前の状況さえも瞬時に撮影出来るようになりました。
 ネットを検索すれば東日本大震災のあの状況を、いつでも見ることが出来ます。

 この被災地の映像記録は、後世にいつまでも残り、決して風化することでもありません。
 しかし、それを引きずっていく訳にもいきません。
 今の現状を当たり前と思うことなく、大事に感謝の気持ちで生活していきたい。
 そう考えさせられました。

いただいたご縁2017/11/17

いただいたご縁 今年も早いもので、残すところあと二か月を切ってしまいました。
 朝晩もすっかり寒くなり、毎朝布団から出るのが辛い季節となってしまいましたね。

 ところで先日、弊社タウンホール高陽にてご葬儀をされたお客様がおられたのですが、ご葬儀後にご遺族とお話したところ、実はそのご遺族のご近所の方が以前に弊社でご葬儀をあげられており、その方からご紹介いただいたとの事。
 このようなご紹介の話をいただく度に、私どもスタッフ一同、喜びと共に改めて身の引き締まる思いを感じずにはいられません。

 一人の人生に、一度しかない「ご葬儀」。
 私ども葬儀社にとっては日々目にするご葬儀でも、その人の人生にとってはたった一度しかない大切な儀式。
 今後もこういったご縁がいただけるよう、スタッフ一同一つひとつのご葬儀に心を込め、丁寧に対応して参ります。

夏の兆し2017/06/30

夏の兆し  ここ最近、梅雨の影響で雨が降り続いていますね。
 この時期は湿気も多く、洗濯物などがなかなか乾かないので本当に困ってしまいます。

 ところで先日空が晴れたので、空気の入れ替えのためにタウンホールの式場の窓を開けていると、小さなゴミのようなものが突然入ってきました。
 「何だろう?」と思ってそれを拾い上げてみると、何と生まれたばかりのカマキリの赤ちゃんでした。

 もうすぐ夏がやって来る…そんな予感を感じさせる一日となりました。

春の兆し2017/04/05

春の兆し  寒さも和らぎ、次第に春が顔を出し始めましたね。
 私は花粉症で、くしゃみを連発しております。
 みなさん、花粉症は大丈夫ですか?

 春と言えば、先日フンコロガシ(コガネムシの一種)がタウンホール前を飛んでいるのを見かけました。
 カブトムシなど、コガネムシの成虫が動き出すのは初夏のイメージだったので、私は思わず自分の目を疑ってしまいました。
もしかすると、ここ最近の暖かさで間違って出てきてしまったのでしょうか。

 今年も4月になり、もうすぐ桜も開花のシーズン。
 冬の間に眠っていた生命たちが目を覚まし、一斉に動き始めます。
 まさに、生命が躍動し始める季節。
 このタイミングで、何か新しいことを始めるのも良いかもしれませんね。

立春2017/02/06

立春  早いもので、今年ももう一月が終わってしまいましたね。
 立春とはいえ、この寒さはまだまだ続きそうな気配がします。

 それにしても今年の一月は、本当にたくさんの雪が降りましたね。
 ここタウンホールも、雪掻きにずい分と追われてしまいました。
 しかも一通り雪掻きが終わり安心していると、その後に屋根に積もった大量の雪がドサドサッ…と落ちてきて、またしても雪掻きに追われることとなってしまいました。

 寒さもピークを過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。
 皆様も体調など崩されないよう、くれぐれもお気を付け下さい。
 また、暖房器具を使う際は空気が非常に乾燥しがちですので、加湿器を利用するなど体調管理には十分お気を付け下さい。

年末のご挨拶2016/12/29

年末  本年度も会員様並びに地域の皆様に支えていただき、無事に一年を過ごすことが出来ました。
 タウンホール高陽スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。

 一年が過ぎるのは、本当に早いものですね。
 今年は、リオ五輪の男子400メートルリレーで初の銀メダルを獲得したり、我らのカープが念願のリーグ優勝を果たしたりと、いろいろな出来事がありました。

 2017年も皆様のお役に立てるタウンホール高陽となれるよう、スタッフ一同全力で頑張ってまいります。
 2017年も引き続き、タウンホール高陽を何卒宜しくお願い致します。

年末の大掃除2016/12/01

掃除道具  早いもので、今年ももう12月ですね。
 ここ最近、すっかり寒くなってきました。
 タウンホールの前の川に住んでいる亀たちもすっかり姿を見せなくなり、どうやら冬眠に入ったようです。

 12月と言えば、そろそろ年末の大掃除の時期ですね。
 年末最後の大掃除、皆さんはいつ頃から始められますか?
 私が個人的に一番大変だと思うのは、やはりベランダ等の外回りです。
 なぜかというと、ズバリ寒いからです。
 年末の寒さが厳しい時期に外回りの掃除をするというのは、本当に辛いです。

 ということで我が家では、外回りの掃除は寒さが厳しくなる前に済ませてしまいます。
 日中の、日差しが照り気温が高そうなタイミングを見計らい、一気に済ませるようにしています。

 年末の忙しい時期に大掃除をするのは、本当に大変です。
 今この忙しくなる前のタイミングで、掃除を済ませられる所は早めに済ませてしまいましょう。

樹木葬2016/10/19

蚊取り線香  あれだけ暑かった夏も終わり、ここ最近急に肌寒くなってきましたね。
 みなさん、体調など崩されておられませんか?

 さて、ここ近年、葬儀の形が加速度的に変わり始めています。
 これまであった一般的な葬儀から、お近いご身内だけで執り行う家族葬や無宗教葬など、新しい葬儀の形が現れ始めています。

 また葬儀だけでなく、葬儀後の供養の方法についても、新しい形が現れてきています。
 従来型のお墓にお骨を納める方法から、最近ではお骨を粉状にして海などに撒く「散骨」など、時代と共に供養の方法も多様化してきています。

 そんな中、最近注目を集めている供養法があります。
 それは「樹木葬」というものです。
 樹木葬とは、「死後は自然に還りたい」という願いから、墓碑(墓石)の代わりに樹木や草花などを植え、緑に囲まれた場所にお骨を埋葬するという供養法です。
 弊社タウンホール高陽でも、樹木葬に関するお問い合わせが年々増えてきています。
 そのため弊社も葬儀だけにこだわるのではなく、葬儀後の供養についても対応させていただけるよう準備を進めております。

 樹木葬や仏壇等、疑問やご質問などがありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
 弊社スタッフがご相談に乗らせていただきます。
 みなさんからのお問い合わせ、心よりお待ち致しております。

蚊の対策2016/09/06

蚊取り線香  今年ももう9月になり、朝晩が急に涼しくなってきましたね。
 我が家も先日、慌てて厚めの掛け布団を引っ張り出したところです。
 みなさん、体調など崩されてはいませんか?

 そういえばここ近年、夏に蚊に刺されることが少なくなったと思いませんか?
 実は蚊というのは、意外にも暑さに弱いのです。
 日本に生息するアカイエカは30度以上、ヒトスジシマカは35度以上の気温の下では死んでしまうとも言われています。
 つまりここ近年の酷暑では、蚊はあまりの暑さのために動けないか、もしくは死んでしまうのです。
 そしてアカイエカは25度、ヒトスジシマカは25度~30度ぐらいになると、活発に活動を始めます。
 …ということは、これからが蚊のシーズンなのです。

 蚊取り線香を納めようとしているあなた、まだ早いですよ!
 秋にこそ、蚊の対策が必要です。
 蚊は感染症を持っている恐れもありますので、しっかりと対策をしていきましょう。

夏バテ2016/08/01

夏バテ  梅雨も明け、いよいよ本格的な暑さが到来しましたね。
 ここタウンホール高陽の前に流れる川でも、亀が気持ちよさそうに日光浴している姿が見られるようになりました。

 しかしこの暑さ、年を追うごとに増していっているように感じるのは、私だけでしょうか…
 ここまでの暑さは、私たち人間だけではなく他の生物たちにとっても、かつて経験したことのない暑さなのではないでしょうか。

 実はここタウンホール高陽の事務所では、魚を2匹飼っています。
 1匹は金魚、そしてもう1匹はオヤニラミという少し珍しい魚です。
 この2匹もあまりの暑さのため、心なしか夏バテ気味のように見えます。
 2匹とも、無事に今年の夏の暑さを乗り切ってほしいものです。

 皆様も、熱中症などにならないよう十分お気を付け下さいね。

エアコンのカビ対策2016/06/13

エアコン  今年も6月となり、ここ広島もとうとう梅雨入りしました。

 梅雨と言えば、湿気やカビに毎年頭を悩まされる方も多いと思います。
 特にこの時期、久しぶりにエアコンを付けるとカビ臭い空気がモア~っ、なんて事ありますよね。
 何か良い対策は無いかと、先日タウンホールの事務所で話していると、あるスタッフが良い方法を教えてくれました。

 そのスタッフによると、エアコンの掃除の際、吹き出し口を拭いた後にフィルターの下にワサビをひと塗りすると、ワサビの除菌効果でカビの臭いがしなくなるとの事。
 私も試してみましたが、本当に効果があり驚いてしまいました。

 皆さんもぜひ、今年の夏から試してみてくださいね。

変わりゆくもの2016/02/26

 早いもので、今年ももう3月がやって来ましたね。
 3月と言えば、卒業式のシーズン。
 子供にとっては一生に一度の門出の舞台。

 そして、お父さんお母さんにとっても、我が子の成長を実感できる
大切な瞬間でもあります。

 ところで卒業式と言えば、最近では着物を着ておられるお母さんの姿がすっかり見られなくなりましたよね。
 実は葬儀の場でも、同じことが起こっています。
 ひと昔前の葬儀といえば、ご遺族の女性は皆さん着物を着られるのが一般的でした。
 しかしここ近年では、着物を着ておられる女性を見つける事の方が難しいのではないでしょうか。
 その背景には、葬儀の簡略化など様々な要因があると思いますが、それにしても葬儀の形もずいぶん
変わってきたなぁと、しみじみ感じています。

 時代と共に変わっていく様々なもの。
 永遠に変わらないものなど無いけれども、本当に大切なものを見失わないように、
その時にしか訪れない一瞬一瞬を大切に生きていきたいですね。

寒中お見舞い2016/01/25

 寒中お見舞い申し上げます。
 会員様ならびに地域の皆さまに支えられ、
弊社タウンホール高陽も無事新年を迎えることが出来ました。

 弊社会館も、今年でもう8年目になります。
 当初は、色々と試行錯誤しながらスタッフ一同、一丸となり
頑張って運営して参りました。
 ここまで来られたのも、ひとえに皆様のお力添えのお陰と、スタッフ一同深く感謝しております。

 本年も皆さまに、より一層安心・信頼していただける葬儀社を目指し励んで参りますので、
変わらぬご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

ハロウィン2015/10/2

 9月も後半に差し掛かり、日中はまだまだ汗をかく位ですが、朝晩は涼しくなり秋らしくなってきましたね。
 タウンホール周辺の山も、栗の木が大きな実を落とし始めています。

 ところで秋と言えば、皆さんは何を思い浮かべられますか?
 スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋…
 この季節は楽しい事がたくさんありますね。

 ところでそろそろ『ハロウィン』がやってきますね。
 この『ハロウィン』、皆さんはその起源をご存知ですか?
 ハロウィンとは、元々古代ケルト人が起源と考えられている祭りのことを指します。
 本来は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的意味合いのある行事で、歴史的にはイギリスやアイルランドなどアングロ・サクソン系諸国で祝われていますが、現代では主にアメリカで民間行事として定着しており、本来の宗教的な意味合いはほとんど無くなっていると言っていいでしょう。
 日本でもいつの間にか定着して、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を飾ったり、子どもたちもお菓子をもらえたりと、とても楽しみな行事の一つとなっています。

 こうやって見てみると、今も残る多くの行事は、元々宗教的儀式から生まれたものが数多くあります。
 行事を楽しむ前に一度その起源を調べてみると、その行事がより味わい深く感じられてきますね。

お盆2015/07/7

 今年も7月に入り、次第に夏らしい日差しに変わってきましたね。  タウンホール周辺の山々もすっかり緑の木々が生い茂り、バッタやトンボが元気よく飛び始めました。
 7月と言えば、そろそろお盆ですね。
 ここ広島では8月13日~16日の4日間がお盆の期間となりますが、東京や一部地域では7月に行われているようです。

 ところで皆さん、お盆の由来についてご存知ですか?
 お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、梵語(ぼんご・サンスクリット語)の「ウランバナ」からきています。
「ウランバナ」とは、「逆さ吊り」という意味です。
 なぜ逆さ吊りなのかというと、その起源はお釈迦様の時代にまで遡ります。

 ある時、お釈迦様のお弟子の一人であり、強い神通力を持つ目連尊者が、何年も前に亡くなった自分の母親が餓鬼道(がきどう)に落ち、飲むものも飲めず食べるものも食べられず、ガリガリに痩せて大変苦しんでいる姿を目にしました。
 まさに、逆さに吊るされたような苦しみ(ウランバナ)を味わっていたのです。
 目連尊者は母親を苦しみから何とか救いたいと思い、お釈迦様の元へ行き、教えを請いました。
 するとお釈迦様は、僧侶たちの夏の修行が終わる7月15日に、修行を終えた僧侶にごちそうを振る舞い、供養するようにと目連尊者に説きます。
 その教えに従い、修行を終えた僧侶たちを供養したところ、母親は無事に成仏出来たといいます。
 この出来事が盂蘭盆会、現代の日本にも伝わるお盆の由来となっているそうです。

 今年のお盆も、先祖に報恩感謝を捧げつつ、命の大切さについて改めて考えていきたいものですね。

こどもの日2015/05/05

 4月も下旬に差し掛かり、もうすぐ5月のゴールデンウイークがやって来ますね。
 ゴールデンウイークと言えば、5月5日は国民の祝日である「こどもの日」です。
 この時期が近づくと色とりどりの鯉のぼりが飾られて、とてもきれいですよね。

 ところで鯉のぼりっていつから飾られるようになったのでしょうか?
 元々5月5日は「端午の節句」といって男の子の健全な成長を祝う日であり、奈良や平安時代には宮中行事として行われていました。
 鎌倉時代になると、端午の節句の際に厄災を祓うために使われていた菖蒲(しょうぶ)が、勝負などと同音であることから武家の間で流行し、やがて江戸時代になると端午の節句は五節句の一つとして重要な式日に制定されました。
 そしてこの時代には、将軍家に長男が生まれると世継ぎの出生を祝って家紋の入った幟が立てられるようになりました。
 それを見た庶民が、幟に似せて立てたのが鯉のぼりの始まりだそうです。

 これからの未来を担っていく子供たち。
 日本では、昔から「子供は神様からの預かり物」と言われています。
 子供たちが健やかに成長していくよう、私たち大人が手を取り合って見守っていきましょう。

花見2015/04/12

 3月も残すところわずかとなり、すっかり春らしい季節となりました。
 このところ、日中はポカポカ陽気で、近所の梅も綺麗な花を咲かせています。
 4月と言えば、そろそろ「お花見」の時期です。
 今年も綺麗な桜が見られるでしょうか、楽しみですね。

 ところでこのお花見、いつから行われるようになったのでしょうか。
 奈良時代には、花といえば梅や萩などを指していましたが、平安時代の貴族たちは桜を春の花の代表格として愛で、歌を詠み、花見の宴を開いて楽しんでいたようです。
 またお花見は、豊作祈願の行事として農民の間でも行なわれていました。
 桜は、春になって山から降りてきた田の神様が宿る木とされていて、桜の咲き方でその年の収穫を占ったり、桜の開花期に種もみをまく準備をしたりしていました。

 「サクラ」の語源には諸説あるようですが、一説によると「サクラ」の「サ」は田の神様のことを表し、「クラ」は神様の座る場所という意味があるようで、「サクラ」は田の神様が山から里に降りてくるときに、いったん留まる依代(よりしろ)を表すとされています。
 また、桜の花が稲の花に見立てられ、その年の収穫を占うことに使われたりしていたため、「サクラ」の代表として桜の木が当てられるようになったという説もあるようです。
 豊作を願って桜のもとで田の神様を迎え、料理や酒でもてなし、人も一緒にいただくことが本来のお花見の意味だったのですね。
 満開の桜が待ち遠しいですね。

春分の日2015/03/21

 ここ最近すっかり気候も暖かくなり、だんだん春の足音が近づいてきましたね。
 つい先日まで、会館前の駐車場で雪掻きをしていたのが嘘のような陽気です。
 3月といえば、もうすぐ春分の日です。

 春分とは、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日であり、その前後3日間の合計7日間は「彼岸(ひがん)」と呼ばれています。
 お彼岸にお墓参りなどをされる人も多いと思いますが、なぜお彼岸に先祖供養をするのでしょうか?
 その理由は、この時期の太陽が真東から昇って真西に沈むことに由来します。
 仏教では先祖のいる極楽は西にあると考えられていますので、真西に陽が沈む日が極楽に最も通じやすい日と言われています。
 そこで、お彼岸にお墓参りをしたりお経をあげたりなどして先祖の霊を供養するという風習が生まれました。

 また、仏教では煩悩を乗り越えた悟りの境地であるあの世を「彼岸」、欲や悩みに満ちたこの世を「此岸(しがん)」と呼び、此岸にいる人間が彼岸に近づく方法の1つがお墓参りだとも言われています。
 普段、なかなか足を運ぶことの無いお墓参り。
 お墓に手を合わせることによって、改めて先祖から受け継がれてきたこの命に感謝したいですね。

ひな祭り2015/03/03

 早いものでもう2月も終わりを迎え、3月がやってきます。
 3月といえば、もうすぐひな祭りですね。 皆さん飾り付けはもう出来ましたか?
 一般的には節分が終わり、立春(二月四日)頃から、遅くても二月二十四日までに飾り付けをするようですね。
 この雛人形は子供の身代わりとなり、事故や病気から守ってくれるとされており、子供の健やかで幸せな成長を祝うために飾ります。
 姉妹がいる場合は、本来は別々に用意するのが正式のようですが、最近の住宅事情などにより姉妹兼用でされる家庭も多いようですね。

 また、雛人形は節句が終ったらすぐに片付けた方が良いとされています。
 なぜかと言いますと、雛人形は子供の災厄を身代わりとなって守ってくれるため、長い間身近に置いておかないで早くしまわなければ縁起が悪いと言われているためです。
 他にも雛人形の片付けが遅れるとお嫁に行くのが遅くなるという話もよく聞きますよね。
 これはいつまでも雛人形を飾っておくと梅雨も近づき、カビの心配もあることから「片付けも満足にできないようでは良いお嫁さんになれない」という理由付けをすることにより、雛人形をいつまでも大切に扱ってもらおうという配慮がなされているとも言われています。

 遠い昔から日本に伝わる伝統行事である「ひな祭り」。
 大切に受け継いでいきたいですね。

節分2015/02/03

 年も明け、新しい1年が始まりました。
 今年は年末・年始にかけて、何度か雪が降りましたね。
 ここタウンホール周辺も、かつてない程の大雪に見舞われ、弊社スタッフも雪掻きに追われてしまいました。

 気付けば1月ももう後半に差し掛かり、もうすぐ2月がやって来ます。
 2月といえば「節分」ですね。 節分といえば、「福は内~、鬼は外~」と声を出しながら豆を撒き、邪気を追い払うという、日本に古くから伝わる伝統的な行事です。

 鬼といえば、私はいつもあの歌を思い出します。
 「鬼~のパンツはいいパンツ~、強いぞ~」 皆さんも子供の頃、歌われませんでしたか?
 ところでこの歌の中にも出てくる「鬼」、10年穿いても破れないという虎の毛皮で作られたパンツを穿いていますよね。
 なぜこのパンツには、虎の毛皮が使われているのでしょうか。
 その理由は、実は「鬼門」に由来するそうです。
 鬼門とは鬼の出入りする方角であり、「北東」になります。
 そしてこの方角は、十二支に当てはめると「丑(うし)」と「寅(とら)」の方角にあたります。
 そのため、古来より鬼は頭に「牛(丑)」の角を付け、「虎(寅)」のパンツを穿いた姿をしているのです。 今年の節分も豆を撒き、1年の邪気をしっかり追い払いましょう。