今年も8月に入り、猛暑の訪れとお盆の時期になりましたね。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
先日私は広島の遠方にある実家の方へ帰省し、お墓参りに行ってまいりました。
毎年の恒例行事ではありますが、皆さまは夏のこの時期にお墓参りすることをなぜお盆というのかご存知でしょうか。
お盆の名前の由来は、仏教における「盂蘭盆会(うらぼんえ)」から来ており、盂蘭盆会はお釈迦様のお弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、亡き母を救う話に由来しています。
このお話の中で目連尊者は苦しむ母を救う方法をお釈迦様に問いた時、「夏の修行を終えた7月15日に僧侶を招き、供物を捧げ供養すれば、亡き母を救うことが出来るであろう。」とお釈迦様から聞きその通りにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生を遂げたと言われています。
こうした古来からの風習や仏教の考えがあり、日本では7月または8月の13日より16日に「家族や一族が集まり、ご先祖様や故人様を偲び、供養する行事」としてお盆が定着したのですね。
個人的に、お盆にお墓参りをすることで自分自身の心の整理整頓が出来たかなと思う時もあります。
猛暑が続きますが、皆さまも体調には十分気をつけてお過ごしください。
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